GARDEN ROSESに魅せられて

 

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  つるバラやオールドローズの魅力  
  庭にお気に入りの花が咲いただけで笑顔になり、心を込めて育てているバラの花を庭から摘んで部屋に飾ることができるのは、ちょっと贅沢で得をしたような気分です。
私の小さな庭には、バラ以外にも他に好きな植物をいろいろと植え込んでありますが、バラでは自然とつる系のバラ、オールドローズ(正式名称はオールド・ガーデンローズ)が多くなってきました。それは何故か・・・


 
  たくさんの花が一斉に咲く華やかさ、
豊富な花容に加え、年間を通じて葉が美しく香りの良い品種が多い
たくさんの花が一斉に開花する一季咲き、少し得をした気がする返り咲き、秋まで長く楽しめる繰り返し咲きや四季咲きとバラは咲き方も様々。
つる系のバラは一季咲きが多いのですが、春の花が一斉に咲いたときの華やかさ、喜びは格別なものです。房咲きや花付きの良い品種が多く、またその多くは、花の無い時期の葉姿も美しいのです。
中でもオールドローズは香りが良く、枝がしなやかで、植えるスペースが小さくて済む品種が多いのが、小さな庭のガーデナーにはとても魅力です。


 
   
  2010.5月 つるアイスバーグ 植え込んでから2年目の春。
花付きが良く、病気に強く、花が終わった後の葉も綺麗で、本当に優秀な品種。花が一斉に咲いたときの華やかさは、何とも言えないほど素晴らしく、嬉しいものです。



 
  ハイブリッド系などのバラに比べ、半日陰でもそこそこ育つ
生命力の強い品種も数多くあります。
つる系のバラは、多少陽当たりが悪くても育つ生命力もなかなかのものです。
しかし陽当たりなどの環境については、誘引する場所や方向を研究したりと工夫の余地がいろいろとあるもので、壁を白く塗り替えるだけでも反射光を利用しての効果が得られます。また、陽当たりが得にくい分、水はけや土を良くするとか、できる限り風通しをよくしてあげるなど他の環境面で育成を助ける補助的作業も効果があると思います。
でも、それほど好条件ではない我が家でも、肥料もたまに与えるだけ、あまり手間をかけない私にも育てることができるのですから強健だということです。


 
   
  2010.5月 ニュー・ドーン 植え込んでから2年目の春。
二階建ての隣家との間にある東南の壁際、東側も塀ギリギリに家が建っているので、ほぼ真上から陽がさす夏でも、時間帯によってはあまり陽が当たらない場所でも2年目の春には、完璧な房咲きになりました。



 
  個性を活かして、
独自の表現や立体的な庭づくりができます。
バラを実際に育てているうちに・・・、花の形や色などの違いだけでなく、花の付き方、葉の色や形、枝の伸びる方向や長さ、成長の速度、耐病性などの違いが、人間に例えたらその人の人格や個性のようで面白くなってきます。
それぞれが持つ個性や特性を活かして、自分が思い描く情景に少しずつ近づけて行く行程がまた楽しいですね。
這わせ方や花色や形の組み合わせ方次第で、様々な情景のバリエーションが生まれ、自分が思い描くイメージを表現していくことができるからです。


 
   
  2010.5月 裏庭の様子 植え込んでから2年目の春。
小さな庭なので、全体的に中輪のバラを中心に植え込み、中輪(少し大きめ)から大輪系のフロリバンダなどは奥に配置して圧迫感を防いでいます。また、ピンク系のバラに濃いめの紫のバラを合わせ、甘くなりすぎず、ちょっとノスタルジックな雰囲気に・・・。




 
  このように様々な長所がある中で、強健であることは手間や労力が少なくて済みますし、なにより、花の無い時期の葉が美しいということは、かなりポイントの高い長所だと感じます。そして、枝がしなやかなタイプのつるバラやオールドローズは(つる系のバラでも枝が強く固い品種も有ります)、バラのの成長とともに自由度の高いデザインを可能にしてくれそうです。


 
   
 

2010.11月 つるアイスバーグ 植え込んでから2年目の秋。
春から晩秋までぐんぐん伸び続けた枝葉は、11月中旬になっても葉がまばらにならず、葉色も鮮やかで美しいままです。


 
 


 
 
  環境や思い描く情景に合ったバラを見つけるには
一般に“つるバラ”と呼ばれるバラの中には系統や品種ごとに様々なタイプがあり、同じ系統だからといって性質が同じかというとそうでもなく、本に載っている品種の特徴なども書かれている本により結構違いがあるし、陽当たりなどの環境や土、肥料によっても花付きや花色まで微妙に違ってくるみたいですので、結果的に何年か自分で育ててみないとよく分からない気がしています。

膨大な品種の中からバラの品種を選ぶ際、いろいろな本をひっくり返してようやく決定し苗を購入、いざ花が咲いてみたら、思っていた感じと違っていたとか、花容や花色が図鑑などで見たものとかなり違うなんてこともしばしばあります。
写真や印刷、ウェブならブラウザやモニタなどの環境の違いで色の出方や見え方が違ってくるので、そのせいも多分にあるでしょう。ただ、逆にいい意味で裏切られる場合もありますから、そのようなギャップをあまり恐れていても仕方がありません。“いくつか育てるうちに自分の好みにぴったり合うバラを見つけよう”ぐらいの気持ちで購入するほうが前向きです。

少しでもがっかりする確率を減らすためには、春の5月〜6月ごろ、秋なら10〜11月ごろに、実際に花が咲いているのを自分の目で確認してから購入するとよいでしょう。


 
   
  2010.5月 
ラ・レーヌ・ヴィクトリア/ニュー・ドーン/つるアイスバーグ
育成の良いバラは次から次に、たくさんの花を咲かせてくれるので、庭から摘んで部屋に飾ったり、友人にプレゼントしたり、香りの良い品種の花びらではポプリを作ったりといろいろ楽しめます。
花束をプレゼントした近隣のお友達にも大変喜んでいただけます。
 
 
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